Googleが開発しオープンソースとして公開した、人工知能のソフトウェアライブラリを2017年2月15日に発表しました。
(オープンソースということで誰でも使えるのでしょう・・・たぶん)
Googleは、人工知能のソフトをオープンソースとして公開しましたが、データは自分だけのもののようです。
膨大な地図データや自動翻訳、コンピューターとおしゃべりしたいろいろな情報、など、データベースとして蓄積しています。
Googleは、AIはどうも、プログラムから導き出せるのではなく、たくさんのデータから導き出せると考えているようです。
・・なんかわかるような気がします。昔、自動翻訳(文字から文字、文章から文章に置き換える)をどれだけやっても、結局は慣用句、言い回しなど、その時々の情報で変わることが多く、うまく翻訳できなかった。すべての言い回し、文章、言葉を持っていると、正しく翻訳できる・・・ようになる。
ということで、今、どこの会社もデータを集めています。Facebookやアマゾン、Google、Yahooなどいろいろな企業がいろいろな大量の情報を集めています。(アンケートや会員登録もデータ収集の一環ですね。)
たぶんGoogleなど、ネットの中を嘗め尽くして多くのホームページなどからたくさんのデータを集めて、データからルールを導き出そうとしているのでしょう。
写真もデータとして判断される時代になってきています。
誰と誰が友達、だれがどんな趣味がある、だれが何を買う、どんな情報を発信している、どんな色が好き、形が好き、など、本人すら認識しない情報を集めて、データ分析して、新たなルールとか流行とか、指向などを見つけているような気がします。
Google曰く、AIが人間にとって代わられることはないようですが、今でもパソコンの画面設定など、ちょっとづつ違ったものになっているように、AIを使っていろいろなものが、一人づつ全く違った対応の仕方をするようになるかもしれません。
・・・さて、どうなっていくのでしょう。