子ども達がスマホを持つ際に、気を付けてほしい点。
1.【ネットに乗せた情報は、永久に消せない】たとえ自分が消しても、世界中のだれかがコピーしたり、ハードコピーしたりしているかもしれない。ネットに乗せた情報は永久に消せないと思ってほしい。そして、その情報は身近な人が見ているかもしれないし、悪い人が見ているかもしれない。それを考えたうえで情報を載せるようにしてほしい。
2.【ネットの情報は世界中の人が見ている】友だちに見てほしくって載せた情報も、誰でも見えるようにしていると世界中の人が見る可能性がある。また、見えるようにしてなくても、誰かが見えるところにコピーするかもしれない。世界中の人に見られてもいい情報を載せるようにしてほしい。
3.【ネットの匿名性はそれほど高くない】「これくらいネットに載せてもわからないだろう・・・」と言って載せた情報も、複数掛け合わせると個人が特定できたり、住んでいる場所がわかったりすることがある。例えば、学生時代の記録会の情報とか、論文の情報とか、特許情報とか、趣味の集まりの情報とか、結婚式の情報とか、成人式の情報とか・・・。写真と名前と住所でいろいろな角度で探すと固有の情報が出てくることがある。
4.【ネットにはものすごく悪意を持った人もいる】自分の周辺の悪い人レベルでなく、極悪人がネットを使っているかもしれない。ネットは世界中の悪人が場所も時間も飛び越えて使うことができる。すべてに対処はできなくても、対処できるように日ごろから心がけることは大事。最初いい人のふりをして、途中から豹変することもある。
5.【ネットの情報はウソも多い】ネットに出ていたからと言ってその情報が正しいとは限らない。むしろ偽物の情報のほうが多いこともある。偽物の情報を本当のことのように書いている人もいる。それを商売にしている人もいる。「おかしいな?」と思って必ず情報の裏付けを取るべき。すべてを信用してはいけない。
6.【スマホを禁止したらいい?】ネットもスマホもよくない情報が多いから禁止しよう!とすると余計に見たくなったりするかも・・・。禁止するよりもルールを作って正しく使うようにするべき。車も凶器になるのと同じ。正しく使うように指導するべき。
7.【子どもに言うなら親も勉強】親だからネット、スマホが安全とは限らない。正しい知識は知っておいて損はない。
8.【名前は検索される】親の名前も検索されるし、友達の名前も、自分の名前も検索される。今も検索されるし、10年後、20年後も検索される。昔のように若い時のやんちゃは忘れ去られることはない。ネット上ではずっと残る。子供や孫に見られても恥ずかしくないようにしよう。
9.【パスワード】パスワードは長いほうが安全。パスワード(単語)にすると忘れてしまう。パスフレーズ(文章)のほうがわかりにくい。特に日本語をローマ字で書いた場合、外国の人には意味不明な文字の羅列になる。例えば、peopleだとわかる可能性があるが、peoplepasokonだとわかりにくくなる。さらにpeoplepasokonjyukuだと外国の人にはかなりわかりにくくなる。あまり身近すぎる言葉は日本人の場合想像できるので不可。
参考 スマホとネットを安心に使う本
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