ロボット教室で頑張ってほしいところ

ロボット教室を始めて、4年になります。今日も、今日初めてのロボット教室の子、いつも作っている子、ロボプロで電子回路を作っている中学生たちが来ました。

ロボットを作ることで、学んでいってほしいことをいろいろと考えてます。

1.テキストをちゃんと読む、写真をちゃんと見て、理解する

当たり前のことですが、テキストをあまり見ずに作る子もいます。結果、間違ってしまって完成までに余計に時間がかかることがあります。テキストを読んで、どこまで進んでいるか、写真から、自分がどこまで理解しているか、正しく再現できているかを知ってほしいです。ちょっとした観察力で気づくことがあります。

2.自分でやる

組み立ても、分解も、動かないときに何でか?と考えることも、できるだけ自分で考えてほしいと思っています。手を出して、「ほらできた」ということもありますが、自分で手を動かして、失敗も、要領も糧にしてほしいと思います。

3.何でか?を考える

動く仕組みも、デザインも、何でか?ということを考えてほしいと思います。動かないときも、何でか?と考えてほしいですし、改造するときも、自分の思う形を作る為に、何でうまく形にならないかを考えて、欲しいと思います。テキスト通り作るのは、入り口で、本当にやってほしいのは、自分の思う形、動きを作ることだと思います。

4.想像する、創造する

写真をみてロボットを作ることが多いですが、写真の裏側を考えることができるようになってほしいです。右側からの写真であれば、左側はどうなっているか?を考えて、頭の中でロボットを回転させながら作ってほしいと思っています。

小さなことでもいいですので、オリジナルで自分で考えることを大切にしていきたいと思っています。大人から見ると「たいしたことない」改造でも、作った人に取っては大きな一歩かもしれません。それを少しづつ積み上げてもらえるといいのですが、続けていくことはなかなか難しいことです。

いろいろ考えて、考えて、を習慣としてできる子ども達になってほしいと思っています。

 

 



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