メルマガ2017年1月号

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遅くなりましが、あけましておめでとうございます。
最近の情報について書きます。
●最近のWindows10について
Windows10の評価は二分されているようです。
Windows10の動きを見ていると、いろいろと癖があるようです。
その癖とうまく付き合っていくと悪い点も気にならなくなるかもしれません。
1.起動直後がやたらと遅い
 起動は早いが、起動直後「何かをしている」Windowsは遅いです。ハードディスクのアクセスが100%状態になり、何かを起動してもかなり遅くなります。体験的なものですが、30分くらいするとハードディスクのアクセスが落ち着いてきます。そのあとでは、普通に使うことができます。
ということで、現時点では、パソコンの電源を入れて30分くらいはパソコンの好きにさせておく。そのあと使う。がおすすめです。(Updateで変わる可能性があります。)
2.WindowsUpdateがいろいろな悪さをするようです。WindowsUpdateは入ってくると、動作が不安定になることが多いです。ネットが切れやすくなったり、出てくるべき画面が出てこなくなったり・・・。
その場合はSHIFTを押しながら「シャットダウン」させてください。動きが安定してくると思います。
なお、通常のシャットダウンと「シフト+シャットダウン」は違います。通常のシャットダウンでは起動の際は、高速化のためにシャットダウン時の設定を覚えていて、起動時にそれを使うようになります。従って、調子の悪い情報も覚えていることになり、調子よくならないことがあります。SHIFT+シャットダウンは起動時にリセットするため、最新の状態で起動します。
3.32ビットのWindows10はそろそろ限界かもしれない。32ビットのWindowsではメモリーを3.2ギガ程度しか使えません。私の使っているデスクトップでは、メモリ使用率が70%以上になっています。64ビットが標準の時代になってきています。変えられるなら、64ビットにしていってください。
4.ここ7年くらいは処理速度が大きく向上していることがないように思います。省エネということで、電力を使わない方向には進んでいますが・・・。大きな変革はいつ来るのでしょうか・・・。
●マイクロコンピューターがおもしろい
 昨年ソフトバンクが英ARM社を3.3兆円で買収する話がありました。ARMはかつて任天堂のゲーム機のCPUを作り、今はiPhone、AndroidのCPUを作っています。また、内蔵用CPUも作っています。作っています・・・と言ってますが、実際は設計のみで、製造は韓国とか、台湾の会社で行っています。2015年度でモバイル向けで150億個、将来のIoT(物のインターネット化)向けも入れると400億個作っているといわれています。
最近は、テレビなどの家電も、車も、電気製品のすべてがインターネットにつながるようになる可能性があります。(これがいいか悪いかという問題は別にありますが、)今後方向としては、(便利であるため)電気製品はどんどんインターネットに接続されるようになると思われます。その時のCPUの8割がARMで、ソフトバンクが抑えているとなると、利益ははかり知れないものがありますね。
塾ではロボット教室もやっていますが、近い将来IoTの時代に、安全かどうか?、つながっているかどうか?などのコンピューター、ネットワークなどの基礎知識が必要となります。ロボット教室は、その基礎の基礎であると思っています。
本来、ロボット教室は、モノづくりの基礎の底上げ、できる人の押し上げに役立つといいなと思っています。今、電子工作、プログラミングのアイデアを持っている人、やりたい人は、非常に安いハードを使って、ネットでいろいろな情報を収集してパソコンの中で作り上げることができます。
小学生でも中学生でもアイデアがあり、情報収集する力があればかなりのことが可能です。英語など語学の力があれば海外の情報も調べて自分のものにすることができます。
アイデアのある人、やる気のある人には楽しみな時代ですね。



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